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2018年1月スタート「つみたてNISA」

 

NISAとは、「少額投資非課税制度」のことで、専用口座を通じた株・投資信託の取引により得られた運用益・配当金を、一定期間非課税にしてもらえる制度のことです。口座数ベースの利用者は約1030万人(平成28年6月末時点)に達しています。しかし、現行のNISAは長期的な資産形成に向いていないという指摘もあったため、2018年1月より「つみたてNISA」がスタートします。

 

つみたてNISAと現行NISAの違いを徹底解説!

つみたてNISAは、現行NISAと比較すると、長期間にわたって資産形成をするという目的をより強く打ち出した制度となっています。そのため、細かい部分での違いがあることを覚えておきましょう。

 

まず、年間に投資できる額ですが、現行NISAが120万円までであるのに対し、つみたてNISAは40万円までです。制度を利用して金融商品が買える期間は現行NISAが2023年までであるのに対し、つみたてNISAは2038年までとなっています。

 

また、非課税で運用できる期間は、現行NISAが5年(ロールオーバー併用で10年)までなのに対し、つみたてNISAは20年です。投資信託・ETFは現行NISAでもつみたてNISAでも投資できますが、株・REITは現行NISAのみです。

 

なお、現行NISAでもつみたてNISAでも、20歳以上の個人1人につき1口座の利用となり、引き出しはいつでも可能である点は変わりません。

 

つみたてNISAを始めるときの注意点

では、つみたてNISAを始めるときの注意点にも触れておきましょう。

 

まず、この制度は2018年1月から運用を開始する予定です。口座開設については、2017年10月から受付が開始されます。なお、つみたてNISAと現行NISAの併用はできないので、より多くの金融商品に投資したい人は現行NISAを選んだほうがいいでしょう。

 

また、つみたてNISAおよび現行NISAのいずれを選択する場合であっても、2018年以降も利用するためには、金融機関にマイナンバーの情報を提供しなくてはいけません。すでに現行NISAの口座を開設している人で、まだマイナンバーの情報を提供していない場合は、2017年9月30日までに手続きを行いましょう。間に合わない場合は、再度NISA口座開設の手続きが必要になるため、注意してください。

 

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ディクショナリー編集部
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