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「会長の辛口独り言」 2018年1月10日

 

金正恩委員長とトランプ大統領に見る歴史の教訓

今年も北朝鮮問題で幕を開けた。金正恩が自分の机の上にアメリカに届く核のボタンがあると見えを切れば、トランプが俺の核のボタンの方が強力で強大だと吠える。もうこの「二人芝居」は少々うんざりするが、そうは言ってられないのが、核戦争のリアリティを持つ二人の権力者の売り言葉に、買い言葉であるからだ。

 

古今東西、戦争という最大の惨劇は大体権力者や独裁者同士のメンツや感情で引き起こされるのが、ほとんどである。個人間のいさかいや、感情の暴発に国と国民を巻き込んで、引き金が引かれる歴史は枚挙にいとまがないほどである。その結果、最大の被害者は両方の庶民である。前線に駆り出され、生死を彷徨うのは、いつも踊らされた一般大衆である。戦争の決定者で指導者達はいつも一番後ろの安全な場所から、お国の為に命を賭けれと、遠吠えするだけである。

 

著者プロフィール

飯塚良治
飯塚良治
株式会社アセットリード 取締役会長。
オリックス信託銀行(現オリックス銀行)元常務。投資用不動産ローンのパイオニア。
現在、数社のコンサルタント顧問と社員のビジネス教育・教養セミナー講師として活躍中。